最初に読んだ日から、何度も何度も考えたのに、自分が感じたことを結局うまい言葉で表現できそうにありません。 老人の最期に天使がいてくれたからよかった?本当でしょうか?あのセリフにはぐっと来ました。でもそれは、悲しくて仕方なかったからです。 この作品はそんな心温まるお話じゃない気がします。主人公の、人間の孤独、淋しさが浮き彫りになっただけです。 人は一人では生きられなくて、だからただの雑談相手の男でも、その人にとっては充分過ぎるくらいに天使で、けれどやっぱりずっと一緒にいてくれるわけではなく、延長はできない。最期には一人なのです。 こんなに淋しい話を読んで、おべっかで「素敵な話でした」なんて言えるほど、私は器用じゃありません。でもこの淋しさが、孤独が、私は好きでたまりません。 ああもう、ほんとに毎度、ひどいレビューですいません(つд;*)
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ありがとうございます。 とてもうれしいです。それこそ言葉にならないくらい。 ぼくが書きたかった さみしさを受け取ってくれてありがとう。 そしてこの作品を読んでくれることが あの老人にとって 読者が天使なんだろうなって かなたさんのレビューで気づかされました。 とても素敵なレビュー ほんとうにありがとうございました。
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いえいえ、レビューは苦手です(笑)
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