理貴

 美月さんこんばんは、遅ればせながらレビュー失礼します。  美月さんの詩を読むといつも感じる事、まるでドラマや映画のワンシーンのようで、映像が脳裏に浮かび香りが鼻腔をかすめてゆく。  今回も例に漏れず、薄荷や珈琲の香り、そして場面の温度、湿度、言葉を巧みに操り、私はその場に引き寄せられて。  「誰かの痕跡に打ちのめされるくらいなら  せめてもう少しだけ、幸せな余韻に浸りたい  珈琲に落とされたミルクのように  記憶は混じり溶けていく  淡い思い出は蜻蛉の如く  目を凝らして見るくらいがちょうどいい 」 ここの表現がとても好きで、何度も読み返しました。  かつての幸せを噛みしめるように、ゆっくりと味わう思い。  レビューというより、感想になってしまいましたが、とても素敵な詩だという事が伝わればいいなと。  やっぱり美月さんの詩は優しくて切なくて温かい。体温を感じられる詩。  素敵な時間をありがとうございました。
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理貴ちゃん、二度目のこんばんはです(*´▽`*) 素敵なレビューをありがとうございました。 かつての幸せに戻れたとしても、きっとその頃とは違った感情もむくむくと生まれてくるわけで。 やっぱり元通りというわけにはいかなのかなあ。 そうだとしたら、美化した過去に想いを馳せる方が幸せなのかもしれない、なーんて思ったんですよね。 今回の『女詩会』は私の中ですごく勉強になった会でした。 薄荷というフレーズは最初から浮かんでいたので、どうにか組み込めて良かったです笑 こちらこそ、読み込んでくださりありがとうございました。

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