この物語は読めば読むほどに、見方が変わり、色々なメッセージを感じることができるものです。 読み手の視点をあえて一つに決めるのではなく、次々に変え、時には戻り、そして、また違ったものにすることによって、私たちが『こうである!』と決めていた物事に対して、もっと広い視野を持つことが促される作品だと感じました。 私自身、小さい頃妄想ということをしてないなと、はじめのうちは思っていました。 けれどよくよく考えると、空の雲が変わっていくのを見て、あれは恐竜で、さらに大きな恐竜がやってきてなんて考えていましたし、それはやはり妄想なのでしょうね。 残念ながら大人になってしまうと子どもの頃に出来ていたことすら忘れてしまう、そんな少し寂しい現実も味わいつつも、大切なことを伝えてくれたことこの作品に感謝です。 深いお話ありがとうございました。
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秋吉さんレビューありがとうございます! そうですね、子どものころにはたしかにいろんなことを空想し遊んでいましたが、そういうことが大人になるとどんどんと消えて行ってしまうのはなんだか寂しいですよね。 大人になることによってできることよりも、できなくなってしまうことの方がこの社会では多いような気もします。 また、子どものうちに本来ならしなければならない通過儀礼を、頭の硬い大人たちによって否定され、子どものうちからいろんなことができない人が増え、そういった人が大人になったときに、子どもたちを否定してしまうのでしょう。 少しずつでも、子どもたちのできることを増やし、大人になってもそのやり方を忘
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うたうものさま、おはようございます。 子どもと大人の関係性を厳しく、冷静に見ておられるんですね。 私は難しいことは分かりません。 でも、子ども達が心から笑える社会は、やはり大人にとっても居心地よいものだと感じます。 こちらこそ、貴重な意見ありがとうございました!
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