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離れの神様
秋寺緋色
2018/6/16 16:59
離れの神さま―― 和の文様で精緻に織られた物語です。 とりわけ、健治が密かに「おたふくさん」と呼んでいる使用人、太田富久子さんががイイ味を出していて、好きになりました。終始目が離せませんでした。 漱石の「坊っちゃん」や太宰の私小説を彷彿とさせるキャラクターで、ストーリーに安定感と説得力を与える役割で大活躍しておられます。 のみならず―― 該博な知識と確かな筆致――抜群のストーリーテリングを存分に味わえる作品です。 正統派神様物語でありましょう。
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烏丸輝子
6/17 4:33
おはようございます!!うわぁー…いつもすごくいいレビューを書いていただきありがとうございます!! 過分にお褒めいただいて大変恐縮してます!! いつもほんとうにありがとうございます。<(_ _)> 実は太田富久子が言っている「神様が喜んでいるとお水に気泡をたくさんつける」というのは、信仰を持っている母に教えてもらいました^^ 素朴で、「神様」と人との温かいつながりを表現するのに良いなと思ってつかわせてもらいました。
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秋寺緋色
6/17 14:33
「神様が喜んでいるとお水に気泡をたくさんつける」――こういうの、本当に好きです。読んでて出てくると、グラッときます。ボクシングのボディブローのようにあとから効いてきますよね。 今回の語り口は理屈じゃなく、好きです。 引き込まれてゆく感が強烈でした。 烏丸さま、いっぱい引き出しをお持ちです(^.^)
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