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がきあみ ―たとえ、どんなあなたでも、わたしはあなたに恋をする―
壱度木里乃
2018/6/16 18:04
「だれか、ぼくに香蘭ちゃんを助ける力をあたえてよっ!!」 (作中 44ページより) それは、心から出た、うそ偽りのない言葉。 でも、その言葉をきっかけに、忽然とこの世から消えてしまった男の子。 自分だけが覚えていて、誰も彼のことを覚えていない世界。 そんな主人公、香蘭ちゃんの前に現れた異様なミイラ この存在が意味することは―――――? ひたすら純粋なまでに相手を想う気持ちに涙します。 死者たちの行進、謎めいた狼の出現、その異形たちの描写も秀逸。 是非とも一読して頂きたい。 読後、マッシュルームカットの男の子が好きになっているはずです(笑)
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