コメント欄に、ほのぼのを目指しましたと書かれているとおり、ほわっと心の温まる作品です。 上品で静かな語り口調から、優しく可愛らしいおばあちゃんだったんだなとわかる語り手の人柄が、作品ににじみでているようです。 ただ、他のかたのレビューで、おじいさんの心情も描かれていれば……とあるのは、ほのぼのした優しいお話ではあるけれど、それだけでは少し物足りなさを感じられるからかなと思いました。 おそらく、桜餅さんが、まだとてもお若いので、こういう年齢の人を書くのに慣れておられないせいかなと。いつもの少年少女の瑞々しさにくらべると、いくらかリアリティに欠ける感じはしました。 たとえば、今だと脳卒中で72歳でポックリは早いだろうな、とか。僕の親戚まわりにも数人、脳卒中や脳梗塞で倒れたり、倒れる前に見つかったかたがいますが、みんな、それじたいが原因では亡くなっていません。症状が出やすいので、早めに見つかることが多いですし。心筋梗塞のほうが自然ですね。 あとは2人の具体的な思い出などが、もう少し描かれると、より深みが出るのかなと思います。2人が共通して好きだったものとか、逆にここだけは嫌いだったところとか。毎年、2人で祝った記念日などですね。 ですが、自分とは年代の違う人物を書いてみようというチャレンジ精神は素晴らしいと思います。今まで書いたことのないタイプを書くことで、造形できるキャラクターの幅も広がりますし。 これからも、いろいろなことにチャレンジしていってください(*^^*)!
・1件
丁寧なレビューありがとうございます! なるほど、と頷かされることばかりです。 さっそく、アドバイスを生かして修正してみることにします! チャレンジ精神は大事ですよね、頑張ります。 いつもありがとうございます(*^^*)
1件

/1ページ

1件