傘もささずに

これよ、これなのよ。 このような小説を読みたかったのです。 甘い甘い恋愛小説は誰でも書けると思いますが(私個人の意見です) この小説には哀愁がある。 その昔、松本清張先生が江戸川乱歩氏の『二銭銅貨』を読み、「優れた描写」だと評したが、違いが分かる人には分かるのである。 乱歩氏の作品は誰もが知る有名な推理小説……文学性などは期待出来ないが、それでも清張先生はその秀逸さを見抜く。 つまり、まだほとんどの読者の目には触れてもいないこの作品の良さは私にははっきりと分かるのである。 最後に、タイトルはイマイチ(笑) SFもいいけれど、こうした作品を是非また書いて下さいね。 かなり良かったよ☆☆☆☆☆
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