二瀬幸三郎

二瀬幸三郎です。 拝読させていただきました。 黒竜神の加護により、一介の船乗りから帝国の支配者にまで成り上がった皇帝の一代記…… 或いは、黒き竜神の気まぐれに乗せられ、〈力〉を与えられて焚き付けられた哀れな男の人生…… アクスミルとの契約から始まり、皇帝となる大河物語、その過程を丁寧に書ききっております。 惜しいところは、他の方のレビューにもありますように、人物描写の掘り下げや、情景などにも凝れば、物語がより深まり、本当に長編大河となっていたものと思われます。 また、あとがきを拝見させていただき、その中にD&Dの名前を見て、懐かしく思いました。自分は新和版とAD&D(と、後の第3版を齧った程度に)をそれなりに経験しておりますが、どちらにせよ、これほどのワールドを創り上げたとすれば、(おそらくは)キャンペーンが相当長く続いたものと思われます。 新和版とするならば、青箱から緑箱までは使用したのでしょうか…… 黒箱は一部使うにしても、金(未訳)は無いとは思いますがw…… 最後に改めまして、〈THE ファンタジー特集〉選、おめでとうございます♪
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