Satori

親にとって、子はいつになっても最愛の存在。けれどもそんな心の絆がも大人になるにつれて形を変えていくのも事実で。 記憶が霞んでしまうのは、そういったことも知代が本当は心のどこかで気づいていたからなのかな、と思ってしまいました。 事情があるのはわかるものの、心がすれ違いかけていることに気付け智司ー!となるのですが(笑)、ラストに智司が当たり前のように言った言葉に救われる。 不思議の先にあるのは、どこか切なさの残る読後感でした。 読ませていただきありがとうございます!

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