あーる

ホント、オオバカダヨネ……中学時代から時間を重ね、歳を重ねても変わらないバカさ加減。それがたまらなく愛おしく感じてしまったラストシーン。 思春期の容赦ない直球な言葉と態度。不器用で考えなし。そして鈍感さ。 大人になってオジサンになって再会しても、同級生だった白神に対してあの頃のままな主人公、大羽(か)。 それに対して、白神の怒っているような、イラついてるような、拗ねているような……でも素っ気ない態度の裏側にチラリチラリと感じる淡い和紙に包んだような恋慕の情。 宿での二人の子供のような大人のような攻防戦にドキドキしてしまいました。白神の色艶にあてられ。どこまでも不器用で鈍感で子供のような大羽(か)の言動に、ホントバカだなぁ、と頬が緩む。 そして、想像が掻き立てられるラストシーン。あの頃と変わらぬ問いに、果たしてあの頃とは別の返しが出来たのか、否か…… 願わくば、白神の目尻の笑いジワを自然に深く、くっきり浮かばせて欲しい。……それは私の勝手な思い(笑) 余韻がたまらないとっても素敵な『オジ様たち』のお話でした!
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素敵なコメントありがとうございます……!! 大羽(か)さんにはもう少し大人になって甘い恋をして欲しいところ……!!!
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