傷ついた天使は飛べなくなって もう飛ぶ勇気もなくなって ただただ、透き通った卵の殻の中へ…自分の涙に浸かったまま この美しい言の葉と表現の前半だけで、読者はどっぷりと世界感にハマります。 哀しくもどこか柔らかい、不思議な天使の世界です。 どういうこと?背景は? などという、最初の俗な懸念などいつの間にか消えています。 それでいいのでしょう。 もちろん、先で謎は明かされますが、読後に残るのはやはりどこまでも優しく透明感に溢れた風情。ラストはちょぴりの希望。 詩のような、それでいて昨今のリアルを訴える美しい一作。 この世界観、ぜひ味わってみてください。 心のバッチイ方は是非、心のお洗濯に(゜-゜)←君もね
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満月 兎の助さま。 素敵なレビューを書いて下さり、ありがとうございます! 気付かないまま、不思議な世界へと足を踏み入れ、ふわふわした気持ちになっていただけたら。 そう思って、この話を書きました。 後に繋がる幻想と現実。 そっと心の中に入る言葉。 それらを大切にした作品でした。 心のお洗濯になったらいいのですが(*´∀`*) 兎の助さんは、心の綺麗な方です! 読んでくださって、本当にありがとうございました。

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