井上 圭都

この中の登場人物で誰が一番好きか、そんな質問が来たら私は住職さんを挙げます。個人的に好きです。この方のちゃらんぽらんな存在が、物語をより一層深いものにしていたと思います。欲を言うなら…最初から絡んで出てくると良かったな…個人的にですが…。 生と死…そう書くと難しいように感じますが、テンポ良く引き込まれてドンドンと読めてしまいます。 大切な人に看取られて逝く。その大切な人はこれからも生き続けなければいけない。でもそれは、暗い道ではなくて平坦ではないけれど明るく輝く道であって欲しい。 百合香さんがお墓まいりに来てくれることを心から望みます。いや、もう来ていて、もしかしたら純一さんと付き合っているかも。 それを見て、おばあちゃんとミドリさんは笑顔で美味しいお茶とお菓子を食べているかもしれません。
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ありがとうございます! 私もあの住職は大好きなんです。 いったん別の結末で終わらせたのですが、ある人からの指摘を受けて、三日ぐらいで書き直したために住職が短い登場、そのまま幕引きとなってしまいました。私も残念です笑 百合香がどうなっていくのか、作者の私にもわかりませんが、私もせめてお墓参りはしてほしいな、と思っています。おばあちゃんとミドリさんが笑顔で笑い合えるように。 これを書いたあとに読んだ小説ですが、舞城王太郎さんの「好き好き大好き超愛してる」(なんてタイトルだ)も死と愛の問題を扱っています。基本的には恋愛小説なので、圭都さんにも参考になるところがあるかもしれません。数ある恋愛小説
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