猿の葬儀

死ぬって何だろう。生きるって何だろう。死者をどう悼めばいいのだろう。

尾瀬月都

56分 (33,107文字)
2015年に同人誌で発表済みのものです。若書きのいたり。でも捨てがたいのです。

7 28

あらすじ

祖母の法要を済ませた、「俺」のもとに祖母のいとこを名乗る人物が訪ねてくる。 だが、その二階堂ミドリなる人物はどこからどうみても猿にしか見えないのだった!

感想・レビュー 2

この中の登場人物で誰が一番好きか、そんな質問が来たら私は住職さんを挙げます。個人的に好きです。この方のちゃらんぽらんな存在が、物語をより一層深いものにしていたと思います。欲を言うなら…最初から絡んで出
ネタバレあり
1件1件
引き込まれてぐいぐいと読んでしまいました。 ヒューマン溢れる物語が、作者の巧みな筆さばきで展開されます。 始めは不自然とさえ思えたシチュエーションは少しも不自然ではなく 受け入れられる作品ですね。笑っ
1件1件