冴月希衣

年に一度の星祭り。 それは、星辰の邂逅の時。 満天の綺羅星に導かれた、ひと組の男女。 それは、抗い得ない運命のように。 相手を想う気持ちの大きさは同じだけの心の揺れをも呼び起こし、煌めく夜は闇に堕ちゆく。 けれど、光と闇を刻んだ星宿は、再びの逢会(ほうかい)へと、ふたりを導いてくれるのです。 それは、さながら七夕の二星のように―― もう、何をどこから伝えたらよいのでしょう。 同じお題での、ペアでの創作。 男女それぞれの視点の役割分担で、ふたりでひとつのストーリーを詩で表現。 さらに、作品公開後の内容のすり合わせという、ある意味怖いお楽しみ。 全て初めての経験でした。 公開が近づくのが怖くもあり、けれど正直に言えば、早く当日になってほしいという期待のほうが、心配を圧倒的に上回ってもいました。 彩葉ちゃんとは、今までのコラボの成果、またクリエーターとしての信頼から、ある程度までは大丈夫と楽観視できていたからです。 けれど、星夜視点を読んで、ここまで互いの作品同士がリンクできていたとは、と、いま胸がいっぱいです。 特に、別れの後の夏織への未練を星夜が紡いだ部分。 ――どこにも、光を見つけることはできない―― この『闇』を表す部分の重なり具合に、震えました。 正直、ここまでとは…!(しつこいですが、胸熱!) それもこれも、彩葉ちゃんの心理描写がとても素晴らしかったから。 ふたりの表情が映像で浮かんでくるほどに、物語を丁寧に追ってくれていたからです。 星夜と夏織だけでなく、私にとっても素敵な七夕の夜になりました。 昨夜、公開されてすぐに読んだ時にはテンションがおかしくなってしまってレビューどころではなく。 ひと晩おいて頭を冷やしてからレビューに伺うね、と言っていたわりには全然取り留めのないレビュー内容ですが、読み返せば読み返すほどに自画自賛で唸ってしまうので、このレビューでもう許してください(笑) 詩のイベントへの参加、彩葉ちゃんが誘ってくれなかったら、私個人ではきっと思いつきもしなかったと思います。 とてもとても、良い経験になりました。ありがとう! 次は、また違うコラボで楽しく創作していこうね。 本当にありがとう(○´∀`○)
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慧ちゃん、レビューありがとう。 私も昨日はレビュームリだなと思って、今日に回したけど、ほとんど私信だったから、似たり寄ったりのような気もする(笑) 私も今回はひとりでの参加ではなかったし、今までのコラボで一番話を作りこんでる慧ちゃんにお願いしてみようと思ったのが最初だったから、創作に対する方向性とかそういうのが近いのかなと思ってます。 今回のストーリーの主軸が星祭りということもあって、都会と田舎の空の対比は絶対に盛り込みたかったんだよね。 それが、光を見つけることができないにつながっていて、結果、夏織サイドの詩ともつながっていたという……。 これ、本当にすごいよね。実は示し合わせてたんじ
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こめへんもありがとう(*´▽`*) 空の向こうに、あの日の星を見つけたいのに、見つけられないってところ、本当に「うわぁ」ってなったよー。 星夜と夏織が同じところを見ていたのと同じに、私たちも同じ空を見てたんだなぁって私も錯覚した(笑) 次のコラボも楽しくやっていこうね!(●´∀`●)

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