環 旅斗

まるで長編をようやく読み終えたかのような感覚になりました。 読み応えのある、重みと深み……。 短編であっても、何百ページにも及ぶ長編のそれに比する作品があるのだ、と 改めて思い知らされました。 この先はネタバレありです。 アロイジアの哀しい人生。 その最後がどのように迎えられたのか……。 「……分離した行動だったのかもしれない」 そう語られるラストの静かな衝撃には、胸が詰まる思いでした。 それにしても、「○○な誕生日」の物語を書こう のコンテストに この作品で参加し、優秀作に選出されるという……。 ことりはねさんの反骨精神と力量には、 ただただ、脱帽です。
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hideTさん、素敵すぎるレビューをありがとうございます!(* ̄▽ ̄*)ノ" いやはや恐れ多いです。 思いつきの根っこには、ジョン・カーペンター監督の『ザ・ウォード/監禁病棟』を見た直後だったことが強く影響しています(笑) 「私」のバックグラウンドが長い……というか必要ない気もしますが、なきゃないでありきたりだし……難しいところですね。 反骨精神がもしかしたら災いしてるのかも、と少し思ってみたり。 もっと素直な気持ちで書いたほうがいいのかなぁ…… ともかく、読んでくださってありがとうございました! 感謝(^^)
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おお! ザ・ウォード/監禁病棟 でしたか。なるほど、なるほど……。 確か似た傾向で アイデンティティ っていうのもあったような。 反骨精神、いやいや、素晴らしい武器ですよ。 力量が伴わないと意味ないですが、 ことりはねさんなら、充分、というか有り余ってるくらいだし。 いや、ホント、長編が魅力的なのは知っていましたが、 ことりはねさん、短編も凄い!! 羨ましいです。
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