舞台は実在する自殺の名所。場所が場所だけに想像力を働かせて読み進めていたのですが、電話ボックス積み上げられている10円玉とか、ここが命を繋ぎ止める最後の境界線とか、室内から望む友人が手を振るジェスチャーの真意がよく解らない部分とか、筆者様がスポットを当てる部分がとてもリアルで思わずゾワゾワと来ました。あと、これは読者の好みの問題かもですが、その後の摩訶不思議な電話のやり取りもOK。最後のオチの部分も不気味な余韻を感じさせてOK。で、途中に出てきた、電話ボックスに貼り付く未来の友人を暗示させる部分を、視覚的な表現じゃなくて感覚的なもので表現すれば読者を恐怖のドン底に陥れたんじゃないかと思いました(俺は凡人なのでここは浮かばずw)
・4件
わーつきひとさん! レビューありがとうございますー!! すごく嬉しいです、しかもご指摘いただけてさらに嬉しいです( ;∀;) なるほど、感覚的…… 視覚以外の、例えば聴覚とか触覚とか、もしくは第六感的な表現で不安感をあおるとかでしょうか。 視覚的だとどうしても現実主義的な空気になっちゃうので、ほんとその通りです(´Д`;) オカルトホラーらしい表現というものを勉強したいと思います。 いままでそちらの方面はあまり読めていなかったので、これからいろいろ読みたいです。 しりすぼみになってないかなぁと不安でしたが、最後はOKとのことで嬉しいです♪ ちょっと書き方迷ったので…… ありがとうございま
1件3件
メガネさんこんにちは。そしてあんなレビューになってすいません(;^_^A いや、話があまりにも上手くて、もうちょっとで『驚愕』の所まで来てたからつい。俺は『痕跡』で表現されるとひと一倍ビビる方なのですが、ここを10円玉とかチラシの部分で本当にツボってて、だけど死体バーン!の所だけがちょっとだけベターだったなと思って。怖い死体で読者をビビらせる手法を漫才で言うコテコテと喩えるなら、その逆のスマートに読者をビビらせる驚愕の作品までもうちょっとだったなと思って(でもこれ本当に趣味かもですが)それでも本当に怖かったです。良作~
1件

/1ページ

1件