銀色栗鼠人

>>「定食屋のおにいちゃんだよね。かどの定食屋のまえを通るときハヤシオムライスの匂いがするとママがね、笑うんだ。ぼく、ママが無理しないで笑うところ、パパが死んでからはじめて見たの。だからありがとう」 すばらしい! 『洞察力すげえな』っていう感心と、息子の成長が垣間見えた感動と、『なんや顔に出とるやないかい!』という気の抜けた笑いが詰まった名台詞である! タイトルも良い。じゃっかん、ぶっきらぼうな感じがする『めし』という表現をあえて選択し、蓋を開けてみればそれはそれは温かな『めし』の情景を予感させている。これはうまい。 『三つのごはん』だったらこうはいかない。『ごはん』という言葉自体がやわらかい表現だからはじめから温かな感じがしていて、物語の雰囲気がわかってしまう。だいたい『三つのごはん』じゃサトウのごはん三個パックって感じもする(難癖)。 素敵な作品をありがとうございました.:*・゜
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銀色さん、素敵なレビューありがとうございます!! そうなんです、「めし」なんです! 引いていただいた台詞も、作中のキーとなっているフレーズで、気に入っていただけて嬉しいです^^ サトウのごはん三パックはちょっと笑えました( ̄▽ ̄)

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