吉田安寿

終戦から今年で73年。 年々戦争を知る人々がいなくなっていく中で、淡々と語られていく思い出が一際心に沁みました。 心から国のために死にたい人なんて、おそらく誰もいなかったんでしょうね。 みんな、自分の大切な人を守りたいから、それがひいては国のためにもなるから。 そう自分を納得させて散って行ったように推測します。 ノンフィクションということで、主人公=お祖父さまでしょうか。 悲惨な戦争の中でも、こういった温かい物語がたくさん存在したんだろうなぁ、と思います。 改めて忘れてはいけない史実で、語り継いでいかなくては、と思いました。 優しさと思いやりに満ちたお話をありがとうございます。 、
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吉田さん! 素敵なご感想をいただきありがとうございますm(_ _)m ご推察の通り、この物語の主人公は祖父です。もっとも、私の生まれる前に亡くなっておりますので、聞き齧った人柄と出来事を繋ぎ合わせての執筆でしたが。 昨日ふと、戦争のドキュメントを見ていて、書きたい、書かなきゃという衝動に駆られたのです。 本当にそう、こういう誰かのお陰で首の皮一枚繋がった話はたくさんあったのでしょうね。だから人ひとり生きているのは奇跡なのだと思います。 この方がなければ、私も存在していません。そう思うと、大切に生きなければという気持ちになれます。
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小花衣さん、ご丁寧にありがとうございます<(_ _)> 本当にそうですよね。 そうやって辛くも繋がれた命があるんですよね。 やっぱり忘れちゃいけないことだと思いました。

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