折梨 平

コンテスト優秀作品 受賞作の、短編時代小説。 噂の妖怪討伐へ赴くのは、実直で陰のあるとある武人。漸く出会った妖怪「雨降小僧」の正体が‥‥ 時代小説らしい言葉と表現で描かれており、昔の雨降りの小路の印象などズバっと想像に挿しこまれて、世界観に浸りながら読む読書となりました。 終盤の衝撃的描写と回想シーン、そして最後の1ページの余韻(だけではない真相)に、切なくも熱くなった読了感でした。 素晴らしい作品です。ひろくおススメしたいなあ。ありがとうございました。
1件・1件
レビューありがとうございます☆ 最後の一ページから書きました~。 強い女性が好きなのですが、お武家の場合はそれが時に悲しく切ないですね(´Д⊂ヽ
1件

/1ページ

1件