藤白 圭

今までは「誰かのために」春樹が能力を使ってきましたが、今回は春樹の為の物語。 彼の過去。 そして、自分が普通の人とは違うことで、苦悩し、葛藤する辛さ。 様々な部分が描かれ、時に、読んでいるこちら側がしんどくなりました。 けれど、逃げてばかりはいられない。 目を背け、心を閉ざしていても解決しない。 正面から向き合うことで、光が見える。 まだまだ春樹は苦労すると思いますが、それでも彼に希望が見えたのは本当に良かったです。 色々書きたいことは多々ありますが、あまり書いてしまうとネタバレになってしまうので……最後に一言。 作者様の描く魅力的なキャラクターたちのスピンオフなんかも期待したくなるほど、この作品が大好きです!
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藤白圭さん~、もう、こんなに嬉しいレビュー貰って、幸せすぎます( ;∀;) そう、この残響、今までみたいなサスペンスも殺人事件も無いけど、一番読むのがしんどいお話だったかもしれません。 でも、そう感じてくださるのは、この物語の背景と春樹の心情をすごくわかってくださっている読者様だからなんですよね。 もう、それだけで感無量です。 読者を楽しませるために書いているエンタなのに、「読むの苦しい」と言われるのもまた嬉しいって、どうよ(笑) あ、それって「怖くて読めない( ;∀;)」って言われるホラー作家さんと似てる?←いや、違うだろ。 長く長く書いて来たこのシリーズですが、こうやって春樹自身

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