【コメント】

ナイショの妖精さん　９　～FINAL～

二瀬幸三郎です。第１作から拝読させて頂いておりました♪ 正に［児童文学」…… 〈妖精〉というファンタスティックな存在を通して描かれるヒューマンドラマ…… ［大人になる］事への葛藤、友情や成長、そして［子供ながらの恋心］が、時に激しく、時に緩やかに、稀に不協和音を軋ませながら展開する物語を、丁寧且つわかりやすい文章で紡ぎ上げております。その上で、時にシリアスに、時にコミカルに描かれた氏ご自身の手によるイラストが、物語と作り込まれた世界観を更に印象づけております。［天は二物を与えず］という言葉は何処吹く風……本当に羨ましいｗ何故、このような作品が書店に並んでいないのか、不思議なくらいです。綾と葉児、そして誠が遭遇した妖精は［ファンタジー］かもしれない…… しかし、小学生から中学生に掛けて体験した出来事は、３人にとっては、紛れもない〈現実〉…… 長きに渡り、楽しい物語をありがとうございました♪

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