拙いレビューですが、ご容赦ください。 理由が分からない親友の死を、地上に出てから儚い命を鳴らすセミに重ね合わせることで、死という概念を肌で感じ、誰もが通る関門を一つ越えようとする少年が浮かびました。 夏が来る度に親友を思い出す、少年の心情も良く伝わってくるお話でした。 笑顔で死んでいった親友との思い出は、少年にとって、悲しみよりも、淡く、儚いけど、良い思い出として、これからも胸に残りつづけるのでしょう。 ありがとうございました。

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