小森日和

完読しました。戦慄が走る雰囲気の中、それぞれの立場で語るキャラクターの息づかいが聞こえてきそうでした。 闇に生きるとはいえ、人間という性からは逃れられないといったテーマでありながら、それでも光を求めるというあたりにリアルなヒューマンドラマを感じさせられました。 ハードボイルドでありなからも、人間の生きざまにもスポットをあてた力作だと思います。 この作品の前後を公開されるということで、探偵として生きることになった経緯や、闇を抱えながらも今を生きる姿を見ることができるかと思うと楽しみです。 非情な内容だけども非情なだけではないヒューマンドラマ。最後まで楽しませていただき、ありがとうございました!
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レビューありがとうございます! この『闇に関する報告書』の「報告書」は、このストーリーの事件の記録という意味よりも、志貴自身が自分の過去とどう向き合っていくべきなのか、そしてこれからどのように生きていくべきなのかといった意味を込めて書きました。 人は何かしら罪を背負っていると思います。罪の程度は関係なく、理不尽なことに合って起こしたことであっても、罪は罪。自分の罪とどう向き合うべきなのか、その想いを込めて書いたことがちゃんと伝わったようなので、良かったです。 続編に取り組んでいるので、出来るだけ早く公開出来ればと思っています。今回レビューを書いてくださり、本当にありがとうございま

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