けいたん

こんにちは(=^_^=)けいたんです。倉橋様の作品を全て読んでいます。 ひとことで言い表すのなら、クセになる世界観。そう感じながら読み進めています。 主人公が猟奇的な殺人に巻き込まれ、信じていた幼なじみのお姉さん的存在が犯人と分かる。この設定は目新しいものではないのに、倉橋さんの文章になると非常に冷ややかな視点が時折入り交じるのがたまらないのです。殺人を起こす人間を理解しようとする人間が、犯罪者に親しみすら感じているという不条理な感じと、エロティックなまでに洗練して美しく描写された犯罪のシーンの対比が、『クセになる』モトなのだろうと思います。 さらっと読めるミステリーというのはわたしも大好きなのですが、時々『クセの強い』『読むのにアタマをフル回転させないといけない』ミステリーを読みたくなります。倉橋さんの作品は、ライトでありながら後者。読み解き方は自由でしょう。倉橋ミステリーの世界観は、真っ正面から読んだだけでは旨味に到達できないのですから。 秋の読書タイムに、じっくり読んでいただきたい作品です。 ありがとうございました。
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 けいたんさんに過ぎた称賛を頂き、恐縮し、また感動しています。  本当にありがとうございます。  けいたんさんのレビューに応えられるような、だれもん゛手を叩いてくれるような小説をめざしていきたいと思っています。  倉持弾というキャラクターは、最後の書き直しの際に、全面的にキャラクターを変更しました。印象に残ったようでしたら、大変嬉しいです。  本当にありがとうございました。  
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こちらこそ!これからも作品を楽しみにしています\(◎o◎)/

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