イベントに参加していただき、ありがとうございます。 拙いレビューですが、ご容赦ください。 哲学、数学、神学、錬金術、クラシック音楽にいたるまで、人間が神を理解しようとしてきた歴史は、人類が誕生して文明と呼べるものを築いた時から連面と続いてきました。 それらは科学や産業の発展にも多大な影響を与えました。 科学を突き詰めていくと、神に行き着くと聞いたことがあります。 決して万能ではないことを、いまだに解明できない事象を知るにつれて、見えざる者の存在を信じると。 そして、過信し、理解したつもりになった者達によって、ただの消費が始まり、争いの元になっていく。 求め過ぎてはいけない。 共有の大切さ。 このお話は、そんなことを示唆していると感じました。 このお話は、この尺ではもったいない。 作者の筆力なら、ぜひ長編でと思ってしまいます。 読み応えのあるお話を、ありがとうございました!
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レビューありがとうございます。 仰る通り、この物語の一面に、神に近づこうとした男の選択と結果を描いております。 世界的研究者の中に精神を病んだものが少なくないように、自らの身を犠牲にした研究の末、削り出した真理と削られ剥き出しになった個人の性質の狭間で人は狂うのだと私は考えております。公の為に個を無視して或一定以上の真実を追い求める事は、人類が個人の集合体である限り不可能であるように造られているのかも知れません。そしてその一線を越えた先に待ち受けるものを、物語を通して表現したつもりです。 物語の長さにつきまして、将来的に中編に書き直すことも考えております。執筆から時間が経過するにつれ書き足した
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もっと込められた想いもあったでしょうが、未熟者故のレビューとお許しください。 ご丁寧な返信、とても嬉しいです。
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