住吉唖祈

秋の実りにも似た、余裕ある男女の熟年恋愛。 熟熟とした不倫関係ですけれど、ねっとり醜いものは皆無な関係です。それは彼らが自分達の関係にそんなものを持ち込まないから、大人の美意識と良識によって。 そんな彼らでも避けられない醜さ、それは老い。 誰しもが避けられない老醜を間近にして、大人過ぎるヒロインが選んだのは別れ…秋の世代の淡くも美しい恋愛は、冬が到来する前に終わるのが正解だったのです。 うん、ちょっと切ないのもステキですね☆
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