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マルキ・ド・サドの老後
綾崎暁都
2018/10/9 1:45
マルキ・ド・サドという実在のフランスの作家を主人公とした短編小説。 サドが晩年刑務所と精神病院を行き来してた頃、あの聖処女ジャンヌダルクを裏切って百年戦争を長引かせたと言われるべアール一族の末裔の少女との出会い、交流を描いたストーリー。 短いストーリーではあるものの、この少女のために想いを込めて書いた最後の作品に関するストーリーが、とても退廃的で美しく感じる。滅びの美学を象徴した作品。 もう少し長い内容であれば、映画に出来るかもしれない。今は亡きイタリア映画界の巨匠、ルキノ・ヴィスコンティがこの作品を映画化すれば、素晴らしい作品間違い無しだと思う。 エブリスタでは今まで見かけなかった作品です。良いものを見させてもらいました。ありがとうございます!これからも創作活動頑張ってください。
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