イベントに参加していただき、ありがとうございます。 拙いレビューですが、ご容赦ください。 先ずは、描写は詩的で、それでいて過多でなく、画が流れるように浮かんできます。 それも手伝って、話に惹き込まれます。 素晴らしいです。 感想ですが、今回のテーマは慈愛と読みました。 主人公の弥はある意味自己中で傲慢です。しかも割り切ることのできない。(個人的な意見です) 中途半端なのです。ですが、そこに実際の人間味が如実に表れていると思いました。 僕は人間のリアルを感じました。 弥のそこに至るまでの苦悩も良く描写されています。 そして、そんな男をあまねが慈愛で包み込みます。葛藤はあったとしても、自分を捨てた? 男を最後まで見棄てません。これは慈愛以外のなにものでもないと感じました。宗教的に言えば、カトリックのマリアでしょうか。全てを許し、慈しむような。(あくまでもイメージです。詳しい宗教解釈はご容赦ください) そして、最後に弥は救われます。 全てから解放されたように。 読後感が心地よいです。 とても素晴らしいお話をありがとうございました!
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九丸さん、毎回になりますが早速のレビュー、ありがとうございます! 弥についての評価はまったく仰る通りだと思います。作者としても「いい加減にしろよ」と言いたくなる中途半端な男です。周囲に影響されやすいというか、なんというか…。ただ、まわりの事物を自然と受け入れてしまうよいなところがあり、そこがあまねの心を惹いたのでしょう。 彼女は天人であることを差し引いても変わっているなぁ、と書いた本人ですが思います。しかしそれは弥という人間との関係性において、慈愛と赦しとして発現するわけです。相性が良いのでしょう。 今回も素晴らしいレビュー、ありがとうございました!
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とんでもないです(>_<) 本当に読ませ上手ですね! いつも惹き込まれます。

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