鳴海条

実の所、世に溢れる勇者推し、転生推しに呆れて嫌悪感を抱いているので 主人公オズワルドの覇道を志す姿を応援しながら読む事が出来る。 最初は公園で素振りしていただけの少年がレベル上げを重ね下僕を従えて行く過程もテンポ良く成り上がりは読んでいて爽快。 愚民達の反応が実に皮肉が利いており腹立たしくも何だか小気味良い。 読んだ者の善悪の観念が揺らぐ何とも魔王的な電子書籍である。

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