諸井

なかなかおもしろかったです、というか自分は文章の好き嫌いが激しいというか、この作品の中にあるような「他人の小説を読むと虫酸が走ることがある」ことが自分も多いので(もちろん作品中の描写はフィクションであり特定の個人には関わり無いのだけれど)そういう「虫唾フィルター」みたいなのを透過できる文章しか読めないところがあり、読めるものがあるだけでもありがたいのです。読むこと自体は好きみたいなので、 現代の小説とかに「虫唾フィルター」が働くことが多いのは何故かと自分でも考えるのだけど、簡明に言えないなあ、、、 この作品のいいところと自分が感じたのは、切実なところ、でしょうか、ある種の切実さが文章をドライヴしてゆく感じがある、それで無理や無茶がなんとか読めるものになる、みたいなふうに思いました。 最後にシファが出した宿題についても思うところはあったけれど、このレビューの文字制限で書けないみたいなのでした。 作品をありがとうでした
1件・2件
感謝です。あのシファの宿題は私もまだ解けないのです…ひいい。でもこれから解いていくしか無いかなと思ってます。それにはまだ私の知恵が足りないのですが、がんばります!
1件
あ、さらにコメントできるみたいなので「シファ宿題」について思うところを書いてみます。大雑把ですが。 基本的には、ゲーデルの不完全性定理みたいなことを考えます、ある動くシステムがあるためには、そこになにかの不完全でそのシステムとしては不条理なものが必要になる、みたいなことです。 たとえば、、、 前提としてある主観世界を展開するためには、その主観がなにかを信じてそれを土台にして主観世界を展開する必要がある、としてみます、 そのときその主観世界にとってその土台の「信じたもの」は「自己」と同じく、観測対象にならず、その主観の対象、つまり客観的観測対象にならない、「灯台の下が暗い」ように、その主観の

/1ページ

2件