折梨 平

切なくて、切な過ぎて、泣いちゃう!(笑) 切ない作品なんだけど、この作品のイメージで「ぽんっ」と頭に浮かぶのは、ヒロインのキラキラの笑顔が浮かんできます。 そういう、幸せが見えた短編小説。本当に素晴らしかった。傑作です。 新規開店した田舎町のコンビニ。そこで偶然再会した旧友の男女三人は、かつてその場所が公園だった時に、大切な時間を共有していた仲間でした。当時は五人で。 大人になった三人が交わす思い出話から、記憶の奥底に埋めて忘れなかったタイムカプセルの存在を思い出す。失っていた時間と欠けたヒロインの秘密・真相を、三人は発掘することとなり‥‥。 情景描写と心情描写を多彩な比喩を用いて書かれていて、色彩や心のうねりが直接僕の中に入ってくるようでした。 モノローグに出ていた謎は、シンプルだけどハッと気付かされるような、実にその年代らしい発想と決意で、最後の最後、種明かし的に続くエピローグは涙で滲んで読みづらい程に感動した訳です。 感情的に読んでいい、青春をリアルに感じる作品だと思いました。名作、ありがとうございました。
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平くん、オススメしてた作品読破感謝です(≧▽≦) そう、シンプルだけど、シンプルだからこそ分かりやすくて感情に直球できると思ったんです(*´∀`) 表現や比喩にも気を遣った作品なので、褒められて嬉しいです。 貴重なお時間をありがとうございました<(_ _)>
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