時間樹

遅くなりましたが、イベントご参加ありがとうございました。 30Pまで読んでの感想です。 言葉遣い・人物設定などなど、とにかく凝った世界観が用意されていて、硬派ファンタジー好きにはたまらない感じです(私はこういうのが大好きです)。挿絵が随所に挿入されていますが、これも雰囲気があって良いですね。また続きを読ませていただこうと思います。 ひとつ気になったのは、技術レベルについてです。三世紀の茨城が舞台と思うのですが、この時期の関東地方では実用的な鉄製武器が流通しているのでしょうか?出雲の国では大陸の影響を受けてそういったものもあったと思うのですが、この地域ではどうなんでしょう?私もこの点に関する知識は持ち合わせていないもので、ちょっと気になった次第です。
・4件
時間樹さん、こんにちは。 お忙しい中、小説を読んでくださり、またレビューをいただき、とても嬉しく思います。 鉄器武器の実用利用についてですが、 弥生時代後期から日本各地でも刀剣や農具などの金属利用がはじまっているようです。ですが、時間樹さんのおっしゃるとおり、関東以北においては鉄器の出土量は九州等に比べて圧倒的に少ないです。 なので、きっと貴重品で、族長のような人しか持てなかったのではないかと思っています。 イベントに参加させていただいて本当にありがとうございました。 とても励みになりました!
3件
うろこ道さん、解説ありがとうございます! なるほど、やはり九州方面と関東では金属器普及にも時差があるんですね。特に鉄は銅に比べて貴重だと思いますので、族長のスペシャルな武器、というイメージでしょうか。一般兵たちは矢じり付きの槍とか棒とかで戦っているんでしょうかね?鉄にしても、当時の鉄はまだ鋼になっていなさそうなので、斬るの大変そうだな、などと思っておりました。 こちらこそ、面白い作品でのイベントご参加ありがとうございます。
2件

/1ページ

1件