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放送室 -出張?どっぺる- ヴェブレン「呼ばれて出てきてこんばんは。お初にかかります、ヴェブレンと申します」 神野「やあ、新人バイオロイドくん」 ヴェブレン「いきなり無遠慮な奴だな。ここはそういう場所なのか?」 神野「その通りでございますともー」 ヴェブレン「まったく、調子が狂う……。純一とやらが仕事で忙しいとこれか。おかげで『ジアステレオマー』がこっちはまだかと文句垂れてたぞ」 神野「ああー。ジアステレオマーねー。元はと言えばさー、もっと上位のバイオロイドさんが純一を出向させたんでしょ?その過程で『ジアステレオマー』が生まれたわけだ。亜種として」 ヴェブレン「そうとも言える。それに、最近は純一が個人で関わりを持つ例も増えたそうな。ワン……ボランだったか?」 神野「台湾の大王?」 ヴェブレン「王柏融(ワン・ボーロン)」 神野「こんなのもいた気がするんだ!」 ヴェブレン「王溢正(ワン・イーゼン)」 神野「国民栄誉賞取った人か?」 ヴェブレン「ふざけんな。大体お前もホントはわかっているだろ」 神野「はい。『もっと偉いバイオロイド』から聞いて知ってました。将軍でしょ?」 ヴェブレン「最初からそう言え。戦車隊送り込もうかと思ったぞ」 神野「お前もほとんど同じレベルじゃないか……。まあ、暇は潰せたし、いっか」 ヴェブレン「私を何だと思っているんだ……。まあ、いつか私も、純一の仕事に参加させていただきます。どうぞよろしく」
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