柴谷 潤

命を懸けて得た、ただひとつの愛。 何もかも持っている(かのように見える)王子シュギルが、自分の持つすべてを捨ててさえ手に入れたいと願った、生け贄の少女ルリーシェ。 二人の邂逅からシュギルの企み、緊迫感あふれる竜との壮絶な闘い、そしてすべてを押し流すかのような川の氾濫。と、怒濤のように物語はすすんでゆきます。 そしてすべてが終わったあとの、シュギルとルリーシェに与えられる穏やかな光。その静かで清冽な美しさに胸が震えました。 ただひとつの愛だけを求めて、ひたすらに愛して愛して思いを貫こうとするシュギルは、時に不器用で身勝手なようにも見えます。 しかし彼は自らの運命を覆し、なによりも愛に誠実な、ひとりの青年に戻ることができたのですね。 ヴェルディのオペラ「アイーダ」を連想させるような、壮大な古代ファンタジーロマンでした。 素晴らしい作品でした。ありがとうございました。
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潤さん、レビューありがとうございます。 とても嬉しい感想を綴ってくださったレビューに、なんとお返事してよいか、実は少し悩みました。 『アイーダ』を連想していただいたことにドキドキしちゃって(笑) 実の両親の愛情以外は全てを得ていたシュギルでしたが、だからこそ初めて自ら求めたルリーシェを諦められず、一途に突っ走りました。 文字通り、命を懸けて。 不器用すぎる彼の内面を汲み取ってくださったレビュー、とてもとても嬉しいです。 連載を追いかけていただいたことと合わせて、本当に感謝しています。 ありがとうございました!(m_m) あ、余談ですが、シュギルは目が見えないぶん、ルリーシェへのスキ
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慧さん、こんばんは。 つたないレビュー、失礼しました。 ものすごく色々書きたいのですが、いつもうまく書けず悩むところです。 素敵な作品を読ませていただいてありがとうという気持ちだけ、受け取ってくださいませ。
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