名笠 摂理

最初は、華やかな女子たちのアオハルかーと思いながら(若干地方民として嫉妬しながら笑)読んでいたが、所々にふっと現れる不穏な空気にひきこまれ、クライマックス、主人公が解放されていくという一見爽快な場面で、「魔女」とか「毒」とかぎょっとするような表現を多用することで、生々しさというか、強烈なインパクトを残している。 爽やかとも毒々しいともみられるクリームソーダが、楽しくて華々しい日常と、重苦しい母との場面の対比を素晴らしく表していると思った。 語彙力足りなくてごめんなさい、面白かったです。 受賞おめでとうございます!
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