うたうもの

私は死という表現をあえてほとんど描きません。 それは童話作家としての責務だと感じたからです。 それとともに、自分以外の作品で死というものの重さをきちんと表してくれる作品があるから。 そう、まさにこの作品のように。 生きるということはどういうことか、死ぬということはどういうことか、それは精一杯生きぬいてみてもその答えを見出すのが難しい問題であります。 お説教のように言ってしまっては元も子もないのですが、それでも、「死んだら負け」という単純な言葉に終わらせてはいけないと思います。 社会的な、生命的な大きな繋がりの中に我々は生きているということ、それをしっかりと感じられれば、人はいかようにも生きていけると確信します。 あなたは、コインロッカーになど閉じ込められてはいない。 檻に入れられた囚人でも、籠の中に入った鸚哥でもないのです。 そこに、自由を見出しましょう。 そこに、生きていく価値を見出しましょう。 そこに、愛を見出しましょう。 そして、ありとあらゆるコインロッカーベイビーを助け出しましょう。
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ぬお!?Σ(゚Д゚) うたさん、Beブレイブに深い考察とレビューをありがとう……(*´Д`)オコッテナイヨネ? そうか、うたさんは童話作家だもんね。そういうものは書かない…… うのすけはわりと書くけど、決して軽んじているわけではないよ(ノД`)シッテルヨネ? 生きることから逃げ出したくなるほどの苦しみがあることも、生きたくとも叶わないことがあるのも否定はできない。 それでも頑張れと言いたいのだ。 逃げないで欲しいと願うのだ。 今の日本は驕りが満ちてる。 そんな中で、自分の生まれた意味を見出すのはなかなか難しい。けれど、そこにうのすけは一石を投じたつもりなの。 老いも若きも、すべての人にも
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もちろん、素直にうのやんらしい表現ができるのが羨ましいだけです(笑) 自分も直接表現しないだけで、見る人が見たらどぎつい表現を使っていたりしますからね← なぜそういう表現を選んだかと言いますと、昔やなせたかしさんのエッセイを読んだときに、やなせたかしさんはアンパンマンの世界の中に死の概念を取り入れなかったのだと語っていました。ある意味その中に生死をも超越した普遍性を描きたかったのだと。 自分はその考えに賛同し、また自分の童話というもののあり方としてもそれは、直接的ではなく比喩的に生死の問題を扱えたらな、という思いからです。 あ、で、何が言いたいかと言うと、それぞれの作家がそれぞれのスタ

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