時野みゆ

物語は桜の花びらの舞う中、古武術のシーンから始まります。 豹のように獲物を狙う探偵の名は――紗川清明。 大いなる事件の始まりを予感させます。 探偵が受けた依頼は、劇団菜摘のオペラのヒロイン・常陸真奈美の死因を突き止めるというもの。 崖から転落死した少女は事故なのか事件なのか。複雑に交差する劇団の人間たちの思惑の中、探偵は真実に迫っていく。 このミステリーはシリアスなだけではありません。美味しいものてんこ盛り、探偵の従妹であり、今回の依頼主でもあるチャーミングなオペラ歌手とのやりとり、助手との掛け合い漫才(?)などなど、随所に独自の楽しさも満載です。 そして最後に探偵がたどり着いた真相は……。 「悲しみに囚われていては、生きていけない」 「大丈夫です。俺はちゃんと、日常を生きてますよ」 ラストの探偵と助手の言葉が深い余韻を残します。
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時野さん。 こんにちは…… と、時野さん……(感涙) こんなに素敵なレビューをいただき、恐縮です。 ネタバレの内容に内容を纏めてくださっただけではなく、 更に面白く感じられるようにご紹介くださっていて…… 最初、言葉が見つからないほど、嬉しかったです。 お返事ができる状態になるまで、時間がかかってしまいました。 本当に、ありがとうございます。 時野さんの次の作品も、心から楽しみにしています!! 季節の変わり目で風邪とインフルエンザが流行り始めていますが…… どうぞ、ご自愛くださいませ(^▽^)/
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だいぶ時間がかかってしまいましたが、やっと書き上げることができました。 拙いレビューですが、喜んでいただけて嬉しいです(^^♪ 気候の変動が激しいので、藤島さんもお体に気をつけてお過ごしください。

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