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博士の愛読書
綾崎暁都
2018/11/10 14:48
自分が愛する夫のために小説を書くなんて、なんて素敵な話だろう!研究者である夫に自分の気持ちを伝えるために、遠回しな愛情表現が心に響く。 小説を書く理由なんて、多くの人に自分の世界観に触れて欲しい、お金が欲しい、有名になりたいなどの自己顕示欲、自分のために書いている人のほうが多いだろうし、自分も恐らくそちら側の人間だ。 でも本当は、著者が本当に伝えたい人こそ、本来の読者と言える存在なのだと思う。ミステリーが本当に好きな読者だからこそ、ただ何となく話題作だからだと読んでいる人とは違って、より心に届くものがあるだろうし、15ページという短い内容ではあったものの、みんなが忘れかけていた大切なことを伝えるメッセージ性のある短編だったように思う。 この小説を読んで、初心に返れたような気がします。ここ最近は、より多くの読者獲得の作品を書こうといろいろアイデアを考える日が続いていたのですが、それは自分が本当に書きたかったことなのか?読み終わって、そう言葉を投げかけられたような気がします。自分が本当に書きたい伝えたいストーリーだからこそ、読者の心にも響く。そして、いつも当たり前のようにいる人の存在が、とてもかけがえのないものだということの気づき、そして感謝。こういったことを改めて教わったと思います。 素晴らしい作品との出会い、本当にありがとうございました!今後も創作活動頑張ってください!
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マスカレード
2018/11/10 22:33
大和さん、作品を褒めてくださってありがとうございます。 こんなに素敵なコメントを頂けるなんて思いもよらず、しばらく茫然と文字を眺めていました。 小説を書かれている同志から頂ける賛辞ほど、心強いものはありません。 そして、手放しで相手を褒めることができる大和さんは、器が大きくて、心が柔らかで、自分自身に自信をお持ちの方だと思います。 私は小説を書き始めて、まだ間がありません。 表現がとつとつとしていたり、繋ぎが悪かったりする稚拙な文章を読み取って頂けるだけでも感謝します。 大和さんがおっしゃったことで、読み手の期待に応えようとするのは、作家としてとても大切なことですね。 ず~っとず~っと前に
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