うわぁ!独特の世界観にすっかり魅了されました! 大変完成度の高い作品ですね! 実は…以前、偶然にも私も今作と少しだけ似た設定のお話を書いた事が有ります! 主人公が自室でホラー小説を書いていると、どうも背後から正体不明の視線を感じる…。 さて。その視線の正体は…なんてお話です。 (その設定以外は、全く違うお話ですけどね) いやぁ!阿賀野さんがお書きになりましたこの作品の大変秀逸な点は、お話の作りが二重構造になっている所です! 現実の自分の視点と木に憑依している時の自分の視点。 この発想は、本当に巧みです! この同一人物でありながらそれぞれの違った二つの視点がシンクロして行く事により、 主人公が幼少時に体験した『謎』の数々が徐々に解き明かされて行く訳ですね。 ホラー小説でありながら、ミステリー小説の要素も有り、かつ木に憑依した主人公にある意味シュールさも有り、 まさに様々な要素を内包したエンターテイメント作品としてハイレベルな作品だと思います! 大変感心致しました! 富川氏のキャラクターも、とにかく強烈で不気味ですね。 主人公に『夢を見せたモノ』には、どの様な意図が有ったのでしょう…。 『あの続きを書くと、お前も富川みたいになるぞ』という『警告』だったのでしょうか…。 それとも、富川に殺された方々が主人公に自分たちの無念を知って欲しかったのでしょうか…。 想像が膨らみます。 大変大変怖く優れた作品をご拝読させて頂き、本当にありがとうございました!!
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こんばんは。 ご無沙汰しております。 小説を書いていてよかったなあ、しみじみ思うレビューをありがとうございました。 私の作品の意図するところを、客観的にかつ俯瞰して読んでいただきました。 とても嬉しいです。三回も繰り返して読んでしまいました(レビューを)。 明日も読むことでしょう。 地震のときはたいへんでしたね。元の生活に戻ったのでしょうか。

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