虹彩

結末に近づくにつれ、その結末が安易に予想されるのに、それにすごく期待して、思い通りの結果に思いのほか満足している私がいました。 もう、共感の一言しかない。 たまたま生きている。勇気ではなくきっと運。 彼にもし友達がいたら、両親と同居していたら…… 呪われたのでもなく病んだのでもなく、きっと疲れただけなのだろうと。 同じような闇を覗きたくなった経験はきっとあなたにもあるはず。 それを手ぐすね引いて待っている何かがいることを忘れてはならない。 脳内では警鐘を聴きつつも、闇に手を伸ばすその弱さにどっぷりと共感しました。
2件・2件
レビューありがとうございます。 変化球ではなく直球で勝負してみようと思ったのですが,そこにあるのが切なさなのか、悲しさなのか、心の弱さなのか、それともただのグロなのか、すべてにおいて読み手に丸投げするような展開にしてみました。
1件1件
その全てを丸ごと受け止め感じました。 まるで本人になれたようなリアルな心情描写に、いろんな想像空想妄想が湧いてきました。 いつも素敵な作品をありがとうございます
1件

/1ページ

1件