とにかく豪華絢爛な冒険活劇です。 北条氏の血を引き、喜連川藩の奥方「氏姫」に隠された秘宝をめぐって、剣豪、忍び、富豪の商人や幕府の高官である謎の人物が戦い、駆け引きを繰り広げます。 父の仇討ちを胸に秘めた少年、ニヒルな剣豪、火を吹く女忍者、うさんくさい乞食坊主……などなど 氏姫一行に敵対するのは、冷酷な剣の使い手、「棹枯らし」と異名をとる女忍者とその兄。女装の殺人狂剣士、三代目服部半蔵、化け猫をあやつる老婆、三人の天狗たち……などなど。 それぞれの個性や過去を描きつつ、歴史に裏打ちされた街道の宿場町を活写する作者さんの手腕もすごいです。 秘宝とはなんだったのか? 最期に「秘宝」を手にするのはだれか? その果てに待ち受けているものは? これだけぜいたくな作品を書いたのでは、疲労困憊ではないか……と読み進めながら作者のMaroさんを心配したほどでした。
1件・2件
おくやまさん、愚作に対し過分なるお言葉痛み入ります。もはや感謝の言葉も浮かびません。おくやまさんのように沢山の作品を生み出す才能はありませんが、少しずつ書き続けていきたいと思います。おくやまさんと共に成長していけたら良いなと思っております。これからも宜しくお願いします。
1件
返信ありがとうございます。m(_ _)m こちらこそいつも感謝しています。 上質の作品をMaroさんが意識されていることは、読んでいても伝わってきます。 一本の長編にまとめるには、かなりの時間や気力を要してきたろうと、頭が下がります。 ですので、あまり煮詰まらないようにしてくださいね。 寒くなりますので、くれぐれもご自愛ください。(^-^)/

/1ページ

1件