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魔族が生まれた日
天川夏織
2018/12/2 15:49
既にたくさんのレビューがあって、今更語ることもないのですが。 この作品は何というか、とにかくすごいです。 圧倒されます。 作品のほとんどをシィラの心情表現とミスティとな会話で成り立たせていて、事件らしい事件が何もなくそこまで引っ張る力は規格外だと思います。 普通、なかなかこれだけパワフルな文章は書けないです。 魔族がどちらかというと正義で、天使が悪という面白い設定の上に最後は神をも仇なすものとして描くなど壮大なスケールのプロットで面白いです。 最後のシィラの燃え盛る感情もとてもよく伝わってきます。 難点を言えば、特に前半部の文章は、かなりくどい感じ(長文が多い、繰り返しがある)を受けます。 少し読みにくく、物語に入りこむ中盤以降は気になりませんが、物語の冒頭ではなるべく簡潔に書いて、読み手の目線を次に進めやすくしたほうがいいような気がします。 全体的には、オリジナリティあふれる素晴らしい作品だと思います。
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夜煎炉
2018/12/10 20:28
素敵なレビューをありがとうございます! 月並みな言い方となってしまい申し訳ありませんが、とても照れくさくも同時に凄く嬉しいです。 また、冒頭の件のご指摘もありがとうございます。つい書き込んでしまうクセがあるようですので、改めていきたいと思います。 この度は本当にありがとうございます。
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