折梨 平

登場人物とほぼ同世代の僕が読んで、不思議な共感を感じた作品。もちろん僕は秀才ではないけれど、一度自分の本質に向き合えた時の逡巡と葛藤は、かなり近いものがあるな、と。 親らしい心配や期待、自分の経験と子供を愛する気持ちからくるものだと思うけど、主人公の気付きは何よりも尊いもので。 その先おそらく全く後悔しないであろう主人公の決断に、その頃親はきっと別の「気付き」を得ていて欲しいと願って、最終頁を読みました。 読みやすさも感じつつ読みごたえあって、素敵な青春短編でした。ありがとうございました。
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平さん、レビューありがとうございます♪ 主人公の気付きの横で両親にも気付きがあれば良いと自分も思います。 自分はすでに親となっているので、今の学生たちの心情は想像の域は出ませんが、悩み抜いて出した答えを後押し出来ればいいと考えます。 それはまた学生たちが親に気付いて欲しいと思う気持ちと同等かも知れません。 主人公の気付きを『尊い』と感じていただき嬉しく思います♪ いつも感謝です♪
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