西 東

山の中腹って心の中なのかなと最後に考えてしまいました。 白と黒、始まりから交互に表れるたった二つの色に様々なものを想像します。 昼と夜なのか、善悪なのか、目に見える何らかのものなのか、見えないものなのか、と。 白と黒って他の色を混ぜた所で作り出せない色ですが、面白い事に錯視ではこの二つの色と図形の組合わせで、無い筈の色を見せてくれるので可能性を現している様な気もしました。 本当に不思議な表現です。 そして無駄を削ぎ落としきった短い文章に不思議と優しさを感じました。
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アキラさんレビューありがとうございます! そうですね。比喩表現でもいいですし、そのまま、出版されなかった本が山積みになった考古遺跡があるんだという描写をしてもいいと思います。 白と黒、その世界は私の他作品でも何度も描いているモチーフであります。 それは、世界のはじまりとおわり、陰と陽、心の内と外を表したものでもあり、自分自身でもひとつの物事に決めたものではありません。 シンプルな色だからこそ、この絵の具を使ってカラフルな色をつくりあげることができるのでしょう。 今度のテーマは白なので、ちょっと気負ってやってみようかなと思います(笑)
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