【コメント】

最後に呼ぶのは貴方の名前

☆愛は盲目☆ タイトルが美しい。書籍になったらきっとタイトル買いする人が続出する（かもしれない）前半は星新一調。情報が錯綜していて読み進めようとしているところを引き戻される。もう少し整理して書いたら読みやすくなるだろう。隕石がぶつかったのと奇病の蔓延は因果関係があるのかないのか、はっきりとはわからなかった。わざとかな……。クミコさんとカズヒコさんの物語になってからは読みやすく、純愛ストーリー仕立てとなっている。が、もう少し掘り下げると、これは喜劇なのか、とも思う。なぜかというと、奇病のためにふたりは死ぬのであるが、隕石が衝突したとは書かれておらず、勝手に刹那的に死んだのかもしれないし、なぜ国外脱出を日本国民が試みなかったのかも政府が対策をとらなかったのかも不明。奇病の解明に挙国一致で取り組んだ内閣とは違う内閣なのか？隕石が衝突せず、奇病が解決されることも選択肢としてはありうるのだ。そうすると、情報に踊らされる滑稽な人々、が裏テーマとして存在するのか。隠しているのか単なる設定ミスなのか判別しにくい作品であるが、短編ならではのスカッとしたカタストロフィを求めたい。この度は綾さんとしのきのレビューイベントにご参加くださりありがとうございました。しのき美緒

・1件・1件

おもちさん（減量の鬼） 12/19 12:26

しのきさん、まっすぐなレビューありがとうございます！来ましたね、こちらの魂にぐぐっと。よい共鳴を得られました、まずはそこに感謝。さていくつかこちらの考えを。 ■情報のだしかたうーん、工夫不足ですかね。自分の中では順当に積み上げたつもりなんですが、再検討してみます。 ■奇病の原因ここの説明は要らないです。蛇足です。書いたならバランスが崩壊しますので、書くことは決してないです。 ■喜劇？　恋愛？　今おもちはガッツポーズをしています。その迷いや読後感がほしかったので。 ■首脳陣の対応これ、前半に提示した『奇病の謎』に関連するものです。謎が溶けたら、ある程度納得する部分だと思

・1件