ネタバレ感想ありです。 冒頭からいきなり痛々しい惨〇シーンが書かれており、一気に物語の中へ引き込まれました。 葉子は妊〇してたんですよね……。それをあんな形で、しかも死〇を……。 何で? どうして葉子がそんな目にあわなければいけなかったの? と心から悔しく思いました(/_;) 法と世論を味方につけた少年とは反対に、恕有が復讐の炎にのみ込まれていく様は、読んでいてとても理解出来ました……。 誰でも、愛する人と子どもをあんな目にあわせた犯人を憎まずにはいられないのではないでしょうか。 恕有が病室で目を閉じて葉子のことを想うシーンは涙が溢れました。 それに、〇ネにどんどん蝕まれていく恕有がかわいそうで、読んでいてたまらなくなりました(;_;) ラストにまさかの事実が判明して驚愕しました。あいつがそうだったのですね……。 恕有の気持ちを考えると「生きていってほしい」とは軽々しくは言えませんが、でもやっぱり生きてほしい。 人の優しさに触れながら、そうしていつか笑える日がくるまで、生きていってほしいです。 迫力ある描写の戦闘シーンでハラハラさせつつも、切なくて悲しくて、この世の不条理や人の愛に触れることが出来る秀逸な作品です!
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丁寧に読んでいただき、ありがとうございます

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