花火の刹那的な爆発力とその後にサッと消えていく儚さが彼の心情とマッチしていて、その時感じた激情と、終わった出来事を思い返す静かな心の揺らぎを感じられました。 月に花火は届かない。物語の中心となっていたこの言葉がとても印象的で、シンプルに月に手が届かないと表すより彼と花火を重ねている事で夏に残る失恋の記憶として苦く、でも綺麗に表現されていたと感じました。 素敵なお話をありがとうございます。
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