神楽京介

濃霧の朝、しっとりと濡れた愛車にまたがってバイト先を後にする。発泡酒を買うためにコンビニにより視界の狭い道をひたすら走る。すれ違う車はみんなライトをつけていた。濃霧の中に漂うライトのあかりが幻想的だと思いながら、疲れた体を休めるべくひたすらアクセルをふかすのだった。
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