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冬の犬
Satori
2018/12/31 3:10
言葉のとおり、大幅改稿でした。 今回は短編仕様ということで、話の見せ方ががらりと変わって、ずいぶん落ち着いた小説に生まれ変わりました。 通常は、誰かに特別な何かをしてもらったり、言葉をもらうことが心の中に燻り続ける感情を浄化する手段なのかなとも思いますが、男性はその「通常」にめぐり合う機会もなく、長い時間ずっとあの場所で、話ができる誰かを待ち続けていたのかもしれないですね。 例えばそれが何かに基づいた言葉じゃなかったとしても、共感というものは、それだけで人を救うことが出来るのだな、とあらためて感じました。たぶん『半分の嘘』にはあの男性も気付いていたはずですが、何が事実であるかということよりも、心を寄せようとした玉城の優しさが救いになったのではないかと思います。 なんだかこういう話の作り(感情面)を久々に読んだ気がしますが、すごくlimeさんらしいと思ってしまった(笑) 面白かったです。
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佐崎らいむ
2018/12/31 14:03
さとりさん~、ありがとう~!! 白、白、って考えてたら、これがどうしても浮かんできて。 ほら、エブはシリーズものとか運営にまるでスルーされちゃうし、なんだかこういう形でも、エピソードを浮上させてあげたくなって。 今回は『RIKU』関係なく、これ単体の掌編にしてみました。 構成を考えるのは簡単だったけど、齟齬が無いように注意するのが面倒でしたね。 そして、白がテーマとして生かされていない事に、書きあげて気づく体たらく(>_<) まあ、いっか。 そう、男の無念と、玉城の半分の嘘。 共感って、すごく大事な事なんだよね。たった一人の共感で救われる魂ってきっとある。 (この短編でそこに
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