有栖川 露陰

『娘よ、やさしい目蓋をあげ、希望をいだき、もはや恐れるな』W.B.イェイツ エブリスタにおけるエンターテイメント小説の金字塔といって良いと思います。 未だメジャーデビューこそしていないものの、いつ打って出てもおかしくない勢いをお持ちだと思います。 SFに属する魔法もの、乱暴な言い方をすれば「能力バトルもの」 創作においてはとりわけ人気のあるジャンルですが、基礎からして非常に高い水準にあると感じます。 本作は、人気ジャンルの「王道」を獅子のように歩む作品だと思います。 奇抜ではないかも知れませんが、日々新規参入の絶えない人気ジャンルに於いて「素直に面白い」作品をしっかりと紡ぐ力量は非凡だと思います。 王道をしっかり手掛ける事が出来るのは、確かな力量の裏付けなくしては不可能な難事業なのですから。 安心して読める確かな力量を感じます。徒らに奇をてらわずとも嚢中の錐の如く秀でています。 最後になりますが、著者様のプロフィールを拝見しますと、なんと我がふるさと福島県の社会人とのこと。 すなわち著者様は福島県のトップランカー。 エブリスタの一ジャンルの先頭を駆け抜けていらっしゃる方が同郷の創作者とは誇らしい限り! ご多忙の中での創作は大変かと思いますが、お身体に気を付けて一層の飛躍を祈ります!
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レビューコメントありがとうございます^^ そして新年明けましておめでとうございます。 m(_ _)m 私ごときには勿体なきコメントの数々、恐縮であります。 近未来世界を背景にしたバトルものを書きたいという願望を持っていた私でしたが、そうなると登場人物達がどのような力を使って戦う事になるのかという設定を考える必要があります。 近未来世界の舞台にした物語特有の世界観やハイテク技術などの設定を活かし、かつ読者の方々へ掛かる負担がなるべく小さくて済むような、何処かで聞いた事のあるような馴染み深い設定について考えた時、科学的に定義された魔法という設定に行き着きました。 奇抜な設定や言葉を使う事
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あけましておめでとうございます! こちらこそ、ファン登録いただきありがとうございます!とても嬉しいです! 科学的に定義された魔法、というのは馴染み深い反面でどう定義し、どう体系を構築し、どう魅せるか、が本当に難しいと思います。 それを、しっかり達成なさっている時点で凄い、の一言に尽きると感じます。 私は古典ベースの魔術を扱う話(ミクロコスモス・マクロコスモス照応説とか)を構想してましたが上手く形に出来なかった苦い経験があります。 設定はしっかり固まっても、煩雑になったり伝わりにくかったり、能力バトルものを手掛けるって本当に難しいです。 ますますの雄飛とご発展を応援して参ります!今後とも
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